
シグナル先輩!
ボクのスマホ通信料金が高くて困っていますニャ…。
外出先でSNSをよく見るせいでしょうか?



SNSはついつい時間を忘れて見てしまうよね。
ところでニャン太君は、最近よく耳にする「5G」って意識したことある?
実は4Gと比べてデータ使用量がけっこう変わるかもしれないんだ。
結論!
5Gと4Gは何が違う?基本ポイントを押さえよう!
5Gは理論値が高速で同時接続にも強い一方、体感は端末・場所・時間帯で左右されます。
対して4Gはカバーが広く、日常利用では「十分速い」ケースが多いです。
用途に合わせて、速度よりもつながりやすさと費用対効果を優先すると判断がぶれません。
理論上は5Gが圧倒的に速い


5G(第5世代移動通信システム)は、理論上4Gの約20倍の通信速度が出ると言われています。
大容量のデータを高速でやり取りできるので、4K・8K動画の視聴や大容量ゲームのダウンロード、オンライン会議などがサクサク行えるのが特徴です。
しかし、「理論上速い=体感で必ず速い」ではありません。
基地局の整備状況や使用端末、利用環境によって実効速度は変わります。
結果として、「4Gとの差をあまり感じない」という声も少なくないのです。
5Gの普及は進んだが、体感は人それぞれ
ブラウジングやSNS程度であれば、4Gでも十分「サクサク」感じられます。
人間がコンテンツを認識するまでには一定の時間がかかるので、数ms(ミリ秒)単位の遅延差は体感しにくいのが実情です。
4Gと5Gのエリアカバー率も比較してみよう
速度やデータ消費量だけでなく、「エリアの広さ」も重要なポイントです。特に地方や郊外では、5Gが未対応のエリアも多く、全国的にカバーされている4Gが依然として主役となっています。下図は、2025年時点での4Gと5Gのエリアカバー率の違いをイメージ化したものです。


Gの整備は進み、各社のカバーは全国的に高水準です(2024年度末の全国カバー率98.4%)。
それでも、Web/動画/地図/決済といった日常用途では4Gで十分な体感の方が多数派です。
山間部や離島など“そもそも圏外”の課題に対しては、auが衛星直通信(Starlink Direct to Cell)を提供開始しており、従来の地上局だけでは届かなかったエリアの補完が進みます。これは“5Gの速さ”というより“どこでもつながる”側の進化です。



実際、5Gの性能をフル活用するには特定の条件が必要なんだ。
オンラインゲームや超高画質動画を頻繁に楽しむ人にはメリットがあるけど、ふつうの動画やSNSメインなら4Gと違いを感じにくいと言われてるよ。



そうなんですねニャ…。
ボクはSNSと動画配信をちょっと見るくらいだから、あまり5Gの凄さは体感できてない気がするニャ~。
通信速度は“みんそく”で実測する方法はこちら


なぜ5Gを使うと通信料が増える?4Gで十分と感じる理由
高速回線は動画の自動高画質化や利用時間の伸びにつながり、結果としてデータ消費が増えやすいです。
4Gで不便がないなら、必要GBの範囲に抑える運用が月額の最適化に直結します。
5G利用でデータ消費が約2.7倍に
Opensignalの2021年6月レポートによると、日本の5Gユーザーは4Gユーザーの約2.7倍のデータを使っているとのことです。
これだけ聞くと「5Gは危険だ!」と思いがちですが、理由は単純に「通信速度が速いから多くの動画やSNSを楽しめる」結果なんです。
高速回線になれば、ついつい動画を高画質で長時間見てしまう、SNSの読み込みが早いからより多くの投稿を閲覧してしまう—そういった積み重ねでデータ使用量が増えやすいのです。
7割の人が「5Gでも4Gでも変わらない」と回答
株式会社MM総研の調査では、5G利用者の約7割が4Gとの違いを体感していないという結果が出ています。
これは、普段の使い方が「SNSや動画配信など4Gでも困らない利用」がメインだったり、そもそも5Gエリアが十分整備されていないことも影響しているようです。



せっかく5G端末を使ってるのに、「違いが分からない」って人がそんなに多いんですね。
ボクも実際はあんまり4Gと変わらない気がしてきたかも…。



そう、だから無理して5Gをオンにするより、生活スタイルに合わせて回線設定を切り替えれば通信費も抑えられるはずだよ!
5Gをオフにして4Gだけで使う手順と注意点
iPhone/Androidとも設定から4G固定にできます。
まずは1か月ほど試し、電池持ち・発熱・通信の安定を確認しましょう。表示名や手順は端末で少し異なりますので、画面に合わせて設定してください。
iPhoneで5Gをオフにする方法
ホーム画面から「設定」をタップ
「モバイル通信」の中の「通信のオプション」をタップ
「5Gオン」「5Gオート」「4G」の3つが選べる画面に
これで端末が4G回線のみを利用するようになります。
Androidで5Gをオフにする方法
ホーム画面から「設定」をタップ
「ネットワークとインターネット」を選び、使用中のSIMを選択
「5G/4G/3G/GSM」などの項目から「4G/3G/GSM」に切り替え



ニャるほど!
設定自体はすごく簡単なんですね!
さっそく4G固定にして、1か月くらい試してみようかな!



いいアイデアだね。
実際に4G運用で困らなければ、そのぶんデータ量を抑えられてプランを見直す余地が出てくるかもよ。
4Gメイン運用を続けるメリットと気を付けたいこと
4G固定はバッテリーの安定や発熱低減、料金最適化に有効です。
一方で、超高画質配信や大容量DLを頻繁に使う日は5Gへ一時切替するなど、用途に応じた柔軟運用が快適さを保ちます。まずは実測や月間GBの把握から始めると無駄が減ります。
通信費削減の可能性
使うデータ量を抑えられれば、より安いプランへの変更も検討できます。
本当に5Gが必要なシーンに要注意


4K・8K動画を頻繁に見たい、オンラインゲームの遅延を最小化したいなど、高速通信が欠かせない人は5Gが有利。
自分の用途を見極めましょう!



ボクはSNS中心だから、4Gで十分かもしれないです。
キャンペーンとかで5Gプランを勧められたけど、見直してもいいかもですね。



そうだね。
5G自体は優れた技術だけど、使うかどうかは自分のスタイル次第だよ!
品質を落とさず月8,000円→3,000円台にする手順


まとめ
2024年度末時点で全国の5G人口カバー率は98.4%まで広がっていますが、日常利用の大半は4Gの速度で不便がなく、多くの人にとっては4G運用で料金最適化を優先する方が合理的です。
5Gは高速で魅力がありますが、体感差が小さい場面ではデータ消費が増えやすく、結果的にコストが膨らむことがあります。
ご自身の生活圏でのつながりやすさと必要GBを確認し、4G固定を基本にしつつ必要な日だけ5Gを使い分けると、快適さと節約を両立できます。
次の一歩は、実測で現状を把握し、最適プランへ乗り換えることです。



・仕組みを理解する
・目的から手段を考える
これがこのブログのコンセプト!
これからも現代のスマホ通信の世界にズバッと切り込んでいくからよろしく!
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